外壁塗装の集客方法まとめ|一括見積もり・チラシ・HP・SNSを比較
公開日:更新日:執筆:WiLBfv編集部
外壁塗装の集客は、「どれか1つの方法」に絞るよりも、いくつかの方法を組み合わせて、正しい順番で始めることが大切です。この記事では、一括見積もりサイト・チラシ・ホームページ・Googleマップ・SNS・紹介・ネット広告を比べながら、自社に合った組み合わせ方を整理します。
- それぞれの集客方法の「お金のかかり方」と「向いている会社」
- 方法ごとのメリットと、気をつけたい点
- 小さな塗装会社が、何から始めればよいかの3ステップ
外壁塗装の集客は「待つ集客」と「取りに行く集客」に分けて考える
結論から言うと、集客方法は「待つ集客」と「取りに行く集客」の2種類に分けると、整理しやすくなります。
取りに行く集客は、こちらからお客様に働きかける方法です。
チラシのポスティング、一括見積もりサイトへの登録、ネット広告などがあたります。
お金をかければ、比較的すぐに反応が出やすいのが特徴です。
ただし、お金や手間をかけるのをやめると、反応も止まりやすくなります。
待つ集客は、お客様が自分で探したときに見つけてもらう方法です。
ホームページ、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)、Instagramなどの SNS、
OB客(過去に工事をしたお客様)からの紹介があたります。
効果が出るまでに時間はかかりますが、積み上げたものが会社の財産として残ります。
どちらが良い・悪いではありません。
「取りに行く集客」で今月の仕事を確保しながら、「待つ集客」を少しずつ育てていく。
この考え方が、多くの塗装会社にとって現実的です。
会社の状況別・組み合わせの考え方
組み合わせ方は、会社の規模や今の集客状況によって変わります。
あくまで一例ですが、次のように考えると整理しやすくなります。
- 社長と職人さん数名の会社:社長が現場にも出ていて、集客に使える時間が少ない状態です。
まずはホームページとGoogleマップの土台を整え、今ある紹介やOB客とのつながりをそこへつなげるのがおすすめです。
手間のかかる方法を一度に増やさないことが大切です。 - 10〜20名ほどの会社:事務担当や若手社員がいる場合は、SNSや施工事例の更新を担当してもらえます。
チラシや一括見積もりサイトで今の案件を確保しつつ、自社の入口からの問い合わせを少しずつ増やしていく形が考えられます。 - 下請けが中心で、元請けを増やしたい会社:まずは「会社の顔」を見せる準備からです。
施工事例と職人の写真がそろったホームページがあると、チラシや紹介で知った人が安心して問い合わせできます。
どの場合も、「続けられる量から始める」ことが共通のポイントです。
集客方法の比較表
まずは全体を一覧で見てみましょう。スマホでも見やすいよう、3つの項目にしぼっています。
| 方法 | お金のかかり方 | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 一括見積もりサイト | 紹介や成約ごとに費用がかかることが多い | すぐに案件がほしい会社 |
| チラシ・ポスティング | 印刷・配布のたびにかかる | 商圏がはっきりしている会社 |
| ホームページ | 最初の制作費+維持費 | 施工事例を積み上げたい会社 |
| Googleマップ | 登録は無料。運用の手間がかかる | 地域で探す人に見つけてほしい会社 |
| SNS(Instagramなど) | 基本無料。時間がかかる | 発信を続けられる人がいる会社 |
| 紹介・OB客 | ほぼかからない | 地元で長く営業している会社 |
| ネット広告 | 表示やクリックのたびにかかる | 予算をかけて早く反応を見たい会社 |
表を見ると分かるとおり、「お金がかかり続ける方法」と「手間はかかるが積み上がる方法」があります。
予算と、社内で動ける人の数をふまえて選ぶのがポイントです。
自社にどれが合うか迷ったら、今の集客状況を伺いながら一緒に整理します。無料相談はこちら
方法別のメリット・注意点
ここからは、方法ごとに良いところと気をつけたいところを見ていきます。
一括見積もりサイト(紹介・マッチングサイト)
一括見積もりサイトは、外壁塗装を検討している人と、塗装会社をつなぐサービスです。
登録しておけば、自社で宣伝しなくても問い合わせが届く可能性がある点が、いちばんのメリットです。
費用のしくみは、サイトによって違います。
登録を考えるときは、どのタイミングで、いくらかかるのかを事前によく確認しましょう。
もう一つの注意点は、価格競争になりやすいことです。
一括見積もりは、お客様が複数社の見積もりを比べる前提のしくみです。
そのため、技術や対応の良さより、金額で選ばれやすくなります。
「すぐに使える入口」としては役立ちます。
ただし、これだけに頼ると、利益が残りにくくなることがあります。
自社の入口づくりについては、一括見積もりサイトに頼らない、外壁塗装の自社集客の始め方でくわしく解説しています。
チラシ・ポスティング
チラシは、配る地域を自分で決められるのが強みです。
「この校区の、築15年前後の住宅が多いエリア」のように、商圏をしぼって届けられます。
年配のお客様にも届きやすい方法です。
一方で、印刷代と配布費用が、配るたびにかかります。
また、どのチラシから何件の反応があったのかが分かりにくい点も課題です。
おすすめは、チラシにQRコードを入れて、ホームページの施工事例ページへつなぐことです。
チラシを見た人がスマホで会社を確かめられますし、アクセス数から反応も確かめやすくなります。
ホームページ
ホームページは、チラシやSNSでは伝えきれない情報を、まとめて載せられる場所です。
施工事例、職人の顔、保証やアフターフォローの内容、見積もりの流れなどを、くわしく伝えられます。
外壁塗装は、金額の大きい買い物です。
お客様は、問い合わせる前に「この会社は大丈夫か」を慎重に確かめます。
そのときの確認先として、ホームページは大切な役割を持っています。
ただし、作って放置していると、検索してもなかなか見つかりません。
施工事例を追加したり、情報を新しく保ったりする必要があります。
見せ方のコツは問い合わせが増える塗装会社の施工事例ページの作り方で紹介しています。
Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップや検索結果に、会社の情報を表示できる無料のしくみです。
「外壁塗装 +地名」で探す人に見つけてもらう入口になります。
ここで大切なのは、写真と口コミです。
施工事例の写真、職人の写真、会社の外観などがそろっていると、どんな会社か伝わりやすくなります。
写真の追加方法はGoogleビジネスプロフィールの写真|追加・変更・サイズと反映されないときの対処法にまとめています。
まず整えたいのは、次のような基本情報です。
- 会社名・住所・電話番号(ホームページと同じ表記にそろえる)
- 営業時間・定休日
- 対応エリア
- 業種のカテゴリ(外壁塗装、屋根工事など)
- ホームページのURL
登録は無料ですが、情報の更新や口コミへの返信など、続ける手間はかかります。
口コミには、良い内容でも厳しい内容でも、丁寧に返信しておくと、これから依頼を考える人にも誠実さが伝わります。
SNS(Instagramなど)
SNSは、施工中の様子や職人の人柄を、写真や動画で気軽に伝えられる方法です。
完成写真だけでは伝わらない「丁寧な仕事ぶり」を見せられます。
ただ、続けるのが大変なのも事実です。
投稿が数ヶ月止まっていると、かえって「今も営業しているのかな」と思われることもあります。
投稿ネタや撮り方は外壁塗装のインスタ集客|投稿ネタ20選と施工写真の撮り方を参考にしてください。
紹介・OB客
過去のお客様や知人からの紹介は、もともと信頼がある状態で始まるため、話が進みやすい方法です。
費用もほとんどかかりません。
ただし、紹介の数は自分でコントロールしにくいのが弱点です。
「今月はたまたま多い、来月はゼロ」ということも起こります。
紹介を増やすには、紹介しやすいしくみをつくることが大切です。
たとえば、施工事例ページのURLやQRコードを入れたカードをOB客に渡しておく。
そうすれば、OB客が知人に「この会社だよ」と見せやすくなります。
リスティング広告(ネット広告)
リスティング広告は、Googleなどで「外壁塗装 ○○市」と検索した人に、広告として表示されるしくみです。
始めればすぐに表示されるため、早く反応を確かめたいときに向いています。
一方で、表示やクリックのたびに費用がかかり、止めれば表示もなくなります。
また、広告から来た人が見るページ(ホームページ)が整っていないと、お金をかけても問い合わせにつながりにくくなります。
補足:WiLBfvでは、広告から来た人が見るページ(LP:1ページで完結する宣伝用ページ)の制作は承っています。広告運用そのものは別途のご相談です。
外壁塗装のお客様はどうやって業者を選ぶ?
お客様は
「近いか」
「施工事例があるか」
「顔が見えるか」
「見積もりが分かりやすいか」
「口コミはどうか」といった点を見て、業者を選ぶことが多いと考えられます。
一般的に、外壁塗装を検討するお客様は、次のようなことを気にしています。
- 近くの会社か:何かあったときにすぐ来てもらえるか
- 施工事例があるか:自分の家と似た家を塗った実績があるか
- 顔が見えるか:どんな人が家に来て、作業するのか
- 見積もりが分かりやすいか:何にいくらかかるのか、説明が丁寧か
- 口コミ・評判はどうか:実際に頼んだ人の感想
こうして並べると、どれも「チラシ1枚」や「見積もりの金額」だけでは伝えきれない情報です。
施工事例、職人の顔、口コミを見られる場所として、ホームページとGoogleマップの土台が大切になる理由がここにあります。
おすすめの始め方:3ステップ
小さな塗装会社がこれから集客を見直すなら、次の3ステップで進めるのがおすすめです。
ステップ1:ホームページとGoogleマップの土台を整える
最初に、お客様が会社を確かめに来たときの「受け皿」を整えます。
- 施工事例(まずは代表的なものを数件)
- 会社情報(所在地、代表者、対応エリア、保有資格など)
- 職人や代表の顔写真
- スマホから送りやすい問い合わせフォーム
- Googleビジネスプロフィールの基本情報と写真
ここが整っていないと、チラシや広告にお金をかけても、確かめに来た人が離れてしまいます。
ステップ2:チラシ・紹介からホームページへつなぐ
次に、今やっているチラシや紹介を、ホームページにつなげます。
チラシにQRコードを入れる、OB客に施工事例ページのURLを渡すなどです。
こうすると、「チラシを見て、ホームページで確かめて、問い合わせる」という流れができます。
問い合わせのときに「どこで知りましたか」と聞いておくと、どの方法が効いているかも分かります。
ステップ3:SNSと施工事例の更新を習慣にする
最後に、現場ごとに写真を撮り、ホームページの施工事例やSNS、Googleマップに載せる習慣をつくります。
月に1回まとめて更新するだけでも、続ければ情報が積み上がっていきます。
一括見積もりサイトは「すぐ使えるもの」、自社集客は「育てるもの」です。
最初は両方を併用し、自社の入口からの問い合わせが増えてきたら、少しずつ比率を変えていく。
この進め方なら、無理なく切り替えられます。
よくある失敗
集客がうまくいかない塗装会社には、いくつか共通する失敗があります。
自社に当てはまらないか確認してみてください。
- 施工事例が「完成写真1枚だけ」:どんな工事をしたのか、何が良くなったのかが伝わりません。
工事前の写真や工程写真があると、仕事の丁寧さが伝わります。 - 会社の顔が見えない:代表や職人の写真がないと、「どんな人が来るのか」という不安が残ります。
- 問い合わせフォームが長い:入力項目が多すぎると、途中でやめてしまう人が出ます。
最初は名前・連絡先・相談内容くらいで十分です。 - Googleマップの情報が古い:営業時間や電話番号が違っていると、それだけで信頼を失いかねません。
- どこから問い合わせが来たか分からない:「どこで知りましたか」を聞いていないと、どの方法にお金をかけるべきか判断できません。
- 一度に全部始めて、どれも続かない:ホームページもSNSもチラシも同時に始めると、忙しい時期にすべて止まってしまいがちです。
集客方法を見直すときに確認したい3つのこと
どの方法を続け、どの方法を減らすかを決めるときは、次の3つを確認してみましょう。
1. 問い合わせ1件にいくらかかっているか
たとえば、チラシに毎月かけている費用を、チラシから来た問い合わせの件数で割ってみます。
一括見積もりサイトや広告も同じです。
こうすると、方法ごとの「問い合わせ1件あたりの費用」が見えてきます。
ここで大切なのは、問い合わせの件数だけでなく、実際に契約につながったかも見ることです。
問い合わせは多くても、価格だけで比べられて契約に至らない、ということもあります。
2. 社内でどれだけ時間を使えるか
ホームページの更新やSNSは、お金はあまりかからなくても、時間はかかります。
社長が現場に出ている間は手が回らない、という会社も多いはずです。
誰が、週にどれくらいの時間を使えるかを先に決めておくと、無理のない計画が立てられます。
3. 自社の財産として残るか
チラシや広告は、止めればそこで終わります。
一方、ホームページの施工事例や、Googleマップの口コミ・写真は、積み上げたものが残ります。
今月の数字だけでなく、1年後・3年後に何が残っているかという視点も持っておきましょう。
この3つを書き出すだけでも、「なんとなく続けている方法」と「本当に効いている方法」が分かれてきます。
ホームページがあるのに問い合わせが来ない場合は、ホームページから問い合わせが来ない7つの原因と改善チェックリストも参考にしてください。
塗装会社のホームページ制作見本
WiLBfvでは、塗装会社向けホームページの制作見本として「ハレノヒ塗装」というサンプルサイトを用意しています。会社名や内容は架空のもので、実在の会社や施工事例ではありません。
テーマは「顔が見える職人に任せる」です。
代表あいさつ、職人紹介、工事の流れ(現地調査・ご提案・施工・アフター)、お客様の声、無料診断の申し込みまでを、1つのサイトにまとめています。
スマホからすぐ問い合わせできるボタンも配置しています。
自社のホームページを作る・直すときのイメージづくりに、塗装会社のホームページ制作見本(サンプル)をご覧ください。
まとめ
外壁塗装の集客方法には、それぞれ得意・不得意があります。
大切なのは「どれか1つ」に決めることではなく、組み合わせと順番です。
- 一括見積もりサイト・チラシ・広告は「取りに行く集客」。すぐ反応が出やすいが、費用がかかり続ける
- ホームページ・Googleマップ・SNS・紹介は「待つ集客」。時間はかかるが、積み上がる
- まずはホームページとGoogleマップの土台を整え、チラシや紹介をそこへつなげる
- 施工事例と写真の更新を習慣にして、少しずつ自社の入口からの問い合わせを増やす
WiLBfvは、ホームページ制作・施工写真の撮影(九州エリア)・Googleマップ対策(MEO:Googleマップで見つけてもらうための対策)を、一つの窓口でまとめて担当しています。
チラシのQRコードからホームページ、問い合わせまでの流れも、制作と一緒に考えられます。
くわしくは外壁塗装・塗装会社のホームページ制作やMEO・Web集客支援のページをご覧ください。
写真撮影の出張は九州エリアで対応しています。
九州以外の塗装会社の方も、ホームページ制作はオンラインでのお打ち合わせを中心に全国対応しています。
「何から始めればいいか分からない」
「今のホームページを見てほしい」だけでも大丈夫です。
相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q.一括見積もりサイトはやめた方がいいですか?
すぐに問い合わせを得られる手段として役立つ面もあります。自社のホームページやGoogleマップを育てながら、少しずつ依存度を下げていく併用がおすすめです。
Q.チラシとホームページはどちらが先ですか?
チラシを見た人の多くはホームページで会社を確かめるため、ホームページの土台が先にあると、チラシの効果も確かめやすくなります。※「多くは」は一般論。データで言うなら出典必須。
Q.小さな会社でもSNSは必要ですか?
必須ではありません。続けられる範囲で、施工中の様子を発信するだけでも会社の人柄が伝わります。