外壁塗装

外壁塗装のホームページは施工事例で決まる|見せ方と書き方

公開日:更新日:執筆:WiLBfv編集部

外壁塗装のホームページは施工事例で決まる|見せ方と書き方

外壁塗装のホームページで、施工事例はとても大切なページです。施工事例は「技術の証明」であり、同時に「この会社に頼んだらどうなるか」をお客様に前もって見せる役割も持っています。この記事では、問い合わせにつながる施工事例ページの作り方を、そのまま使える形でまとめました。

  • 施工事例ページに載せる項目のテンプレート
  • ビフォーアフター写真・工程写真の撮り方と見せ方
  • 文章の書き方と、お客様の声を載せるときの注意点

施工事例が問い合わせにつながる理由

施工事例が問い合わせにつながるのは、お客様が「自分の家と似た家」を探しているからです。

外壁塗装を考えているお客様は、「うちと同じような家を、この会社はどう仕上げたのか」を知りたいと思っています。
たとえば、築20年の木造2階建てに住んでいる人なら、同じような家の事例に目が止まります。
モルタルの外壁なのか、サイディング(板状の外壁材)なのかでも気になるポイントは変わります。

完成写真が1枚だけ並んでいるページでは、こうした疑問に答えられません。
逆に、地域・建物・工事内容・使った塗料などがそろっていれば、お客様は「自分の家に近い事例」を見つけやすくなります。

施工事例は、営業担当がいなくても、24時間お客様に会社の仕事を説明してくれるページです。
だからこそ、見せ方を工夫する価値があります。

施工事例ページに載せる項目(テンプレート)

施工事例には、毎回同じ項目をそろえて載せるのがおすすめです。
項目がそろっていると、お客様が事例どうしを比べやすくなります。

項目書き方の例注意点
地域福岡市東区市区町村までにする
建物木造2階建て・築20年前後築年数は目安でよい
工事内容外壁・屋根・付帯部付帯部(雨どい・破風など)も書く
使用塗料メーカー名・商品名正式な商品名で書く
色外壁:ベージュ系色番号があれば添える
工期約2週間天候による変動も書く
費用帯○○万円〜○○万円(税込)出す場合は税込・範囲で
担当者のコメント工事のポイントを一言専門用語には説明を

地域は、番地や町名まで書くと家が特定されてしまうおそれがあります。
市区町村までにとどめましょう。

費用は、載せるかどうかを会社の方針で決めて構いません。
載せる場合は、税込か税抜か、どこまでの工事を含むのかをはっきり書きます。
目安が分かると、お客様は問い合わせしやすくなります。

この施工事例テンプレートを、御社のホームページに組み込めます。写真と項目を入力するだけで事例を追加できる仕組みにすることも可能です。無料で相談する

写真の見せ方

施工事例の説得力は、写真で大きく変わります。
ここでは4つのポイントを紹介します。

ビフォーアフターは「同じ位置・同じ角度・同じ時間帯」で

ビフォーアフター写真は、工事前と工事後を同じ位置・同じ角度・同じ時間帯で撮るのが基本です。
条件がそろっていると、変化がひと目で分かります。

撮影位置は、たとえば「道路の向かい側の、電柱の横」のように決めておきましょう。
工事前に撮った場所をメモしておけば、完成後も同じ場所から撮れます。

そして、写真は加工しないことが大切です。
色を鮮やかにしすぎたり、汚れを消したりすると、実際の仕上がりと違って見えてしまいます。
誤解を招く写真は、かえって信頼を損ないます。

工程写真で「見えない部分の丁寧さ」を伝える

外壁塗装は、完成すると見えなくなる工程が多い工事です。
工程写真は、その「見えない部分の丁寧さ」を伝えてくれます。

  • 高圧洗浄(汚れやコケを水圧で落とす作業)
  • 下地補修(ひび割れや傷みを直す作業)
  • 下塗り(塗料の密着を良くするための最初の塗装)
  • 中塗り・上塗り(仕上げの塗装。ふつうは2回重ねる)

工程ごとに1〜2枚あるだけで、「手を抜かずにやってくれる会社だ」と伝わります。

職人さんの作業風景で「顔が見える会社」に

お客様は、「どんな人が家に来るのか」も気にしています。
職人さんが作業している様子や、代表・担当者の写真を載せると、会社の顔が見えるようになります。

日々の現場写真は、職人さんがスマホで撮れば十分です。
そのうえで、ホームページのトップや会社紹介に使う代表的な写真だけ、プロに撮ってもらう方法もあります。
役割を分けると、無理なく写真をそろえられます。

撮ってはいけないもの

施工事例の写真には、写してはいけないものがあります。

  • 表札や住所が分かるもの
  • 車のナンバー
  • 近隣の家(特に、はっきり分かる形で)
  • 施主さん(工事を依頼したお客様)の顔(許可がない場合)

写ってしまった場合は、その部分が分からないように隠すか、別の写真を使いましょう。
施主さんには、施工事例として写真を載せてよいか、事前に許可をもらっておくことも大切です。

建物の形や周りの景色から、家の場所が分かってしまうこともあります。
特徴的な建物の場合は、撮る角度を工夫したり、全体ではなく部分の写真を中心にしたりするなど、施主さんと相談しながら決めましょう。

スマホで見たときの並べ方

施工事例ページは、スマホで見る人が多いページです。
写真の並べ方も工夫しましょう。

  • ビフォーとアフターを縦に並べる:スマホの画面では、左右に並べると写真が小さくなります。
    上下に並べると、それぞれ大きく見られます
  • 写真には一言の説明をつける:「工事前:色あせが目立つ南面」「下塗り:塗料の密着を良くする工程」など
  • 写真の枚数は絞る:1件に何十枚も並べると、読み込みが遅くなり、見る人も疲れてしまいます。
    工程ごとに代表的な1〜2枚を選びましょう
  • 写真のデータは軽くする:スマホで撮った写真はデータが大きいため、ホームページに載せる前に軽くしておくと表示が速くなります

文章の書き方

施工事例の文章は、次の順番で書くと読みやすくなります。

  1. お客様のお悩み:「外壁にひび割れがあり、雨漏りが心配だった」
  2. 提案した理由:「劣化が進んでいたため、下地補修をしっかり行う提案をした」
  3. 工事のポイント:「ひび割れ部分は補修材で埋めてから塗装した」
  4. 仕上がり:「落ち着いたベージュ系で、周りの家並みにもなじむ仕上がりに」

専門用語には、短い説明を添えましょう。
たとえば「シーリング(外壁のつなぎ目を埋めるゴム状の材料)」
「ケレン(さびや古い塗膜を落とす下準備)」のようにです。
お客様の多くは、塗装の専門用語を知りません。

1件分の文章例

イメージしやすいように、施工事例1件分の文章例を紹介します。
内容は説明のための架空の例です。

お悩み:築20年を過ぎ、外壁の色あせと、窓まわりのつなぎ目のひび割れが気になっていたそうです。

ご提案:現地調査で、シーリング(外壁のつなぎ目を埋めるゴム状の材料)の劣化を確認しました。塗装の前にシーリングを打ち替える工事をご提案しました。

工事のポイント:古いシーリングを取り除いてから新しく充填し、その後に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げました。

仕上がり:以前と近い色味を希望されたため、少し明るめのベージュ系を選びました。周りの家並みにもなじむ仕上がりになりました。

このように、「なぜその工事をしたのか」が書いてあると、お客様は自分の家に置きかえて考えやすくなります。
長い文章でなくても構いません。
4つの項目を1〜2文ずつ書くだけで、十分に伝わります。

表現で気をつけたいこと

塗料の「耐用年数○年」を書くときは、メーカーが公表している数値であることを明記しましょう。

「長持ち保証」「地域No.1」など、根拠を示せない表現は避けます。
実際より良く見せる表示は、景品表示法(商品やサービスの表示についての法律)で
問題になるおそれがあります(景品表示法|消費者庁)。

お客様の声の扱い

お客様の声は、施工事例をより信頼できるものにしてくれます。
ただし、載せ方にはルールがあります。

  • 掲載許可を書面でもらう:口頭ではなく、書面やメールで許可を残しておく
  • 編集するときは意味を変えない:読みやすく整えるのはよいが、内容を盛らない
  • 謝礼をお渡しした場合はその旨を書く:「アンケートにご協力いただいた方に粗品を差し上げています」など

2023年10月1日から、広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)は景品表示法違反になりました(消費者庁)。
会社が依頼して書いてもらった感想を、一般のお客様の自発的な感想のように見せるのは避けましょう。

一覧ページの作り方

施工事例が増えてきたら、一覧ページの見せ方も工夫しましょう。

  • 絞り込みをつける:地域、工事内容(外壁・屋根など)、塗料、色で絞り込めると、お客様が自分の家に近い事例を探しやすくなります
  • サムネイルはアフター写真:一覧の小さな画像には、完成後の写真を使うと目を引きます
  • 更新日を表示する:最近も工事をしている会社だと伝わります

事例が数件のうちは、絞り込みはなくても構いません。
件数が増えてから追加すれば十分です。

また、トップページにも「新着の施工事例」を3件ほど表示しておくと効果的です。
ホームページを開いたお客様が、すぐに仕事の様子を見られます。
各施工事例ページの最後には、「この事例に近い工事を相談する」といった問い合わせボタンを置いておきましょう。
事例を見て「うちも同じようにしてほしい」と思ったその場で、相談できるようにするためです。

更新を続ける仕組み

施工事例ページは、作ったときより「増え続けること」が大切です。
そのために、現場ごとに撮る写真のリスト(職人さん用のチェックシート)を用意しましょう。

  • □ 工事前(正面・側面など、決めた位置から)
  • □ 劣化している部分のアップ
  • □ 高圧洗浄
  • □ 下地補修
  • □ 下塗り・中塗り・上塗り
  • □ 完成(工事前と同じ位置から)
  • □ 作業風景(職人さんの後ろ姿など)

このリストをスマホに入れておけば、どの現場でも同じ写真がそろいます。
撮り方のコツは外壁塗装のインスタ集客|投稿ネタ20選と施工写真の撮り方でも紹介しています。

撮った施工事例の写真は、Googleビジネスプロフィールにも使えます。
Googleマップに施工写真があると、地域で探している人に仕事ぶりが伝わります。
写真の追加方法はGoogleビジネスプロフィールの写真|追加・変更・サイズと反映されないときの対処法をご覧ください。

制作見本で見る、施工事例の見せ方

WiLBfvでは、塗装会社向けホームページの制作見本「ハレノヒ塗装」を用意しています。
会社名・職人・お客様の声などはすべて架空のもので、実在の施工事例ではありません。

このサンプルでは、「職人の顔が見える構成」を大切にしています。

  • 代表あいさつと職人紹介で、誰が工事をするのかを見せる
  • 現地調査・ご提案・施工・アフターの流れを、順番に説明する
  • 「劣化状況を写真付きで説明」など、写真を使った説明を前提にする
  • スマホからすぐ問い合わせできるボタンを置く

施工事例ページをどう組み込むかのイメージとして、塗装会社のホームページ制作見本(サンプル)をご覧ください。

まとめ

施工事例ページは、外壁塗装のホームページでお客様がもっとも気にするページの一つです。

  • お客様は「自分の家と似た家」の事例を探している
  • 地域・建物・工事内容・塗料・色・工期・費用帯などの項目をそろえる
  • ビフォーアフターは同じ位置・角度・時間帯で撮り、加工しない
  • 工程写真と職人さんの写真で、丁寧さと顔の見える安心感を伝える
  • お客様の声は許可をとり、謝礼がある場合はその旨を書く
  • 写真のチェックシートで、更新を続けられるしくみをつくる

WiLBfvでは、代表的な現場や職人さんの写真はプロが撮影し(九州エリア)、日々の現場写真は職人さんのスマホで撮る、という役割分担をご提案しています。
撮影とホームページ制作を同じ窓口で担当するので、施工事例のテンプレートと撮影リストを一緒に作れます。
サービスの内容は写真撮影や外壁塗装・塗装会社のホームページ制作のページでご覧いただけます。
集客全体の考え方は外壁塗装の集客方法まとめもあわせてどうぞ。

ホームページ制作・写真撮影(九州エリア)・Googleマップ対策まで、まとめてご相談いただけます。
「今の施工事例ページを見てほしい」だけでも大丈夫です。
相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

Q.施工事例は何件くらい載せればいいですか?
A.

件数より「お客様の家に近い事例があるか」が大切です。まずは代表的な工事内容ごとに数件から始め、少しずつ増やしましょう。

Q.費用は載せた方がいいですか?
A.

目安が分かると問い合わせのハードルが下がります。載せる場合は、税込か税抜か、どこまでの工事を含むかを明記しましょう。

Q.スマホで撮った写真でも大丈夫ですか?
A.

大丈夫です。同じ位置・角度で撮る、明るい時間に撮るなどのルールを決めると見やすくなります。

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