予約が増える鍼灸院・整体院のホームページ|集客に必要な10項目
公開日:執筆:WiLBfv編集部
初めての患者さんは、「どんな人が、どんな場所で、いくらで、何をするのか」が分からないと、なかなか予約まで進みません。
ホームページは、その不安を来院前に解消するための場所です。
この記事では、鍼灸院・整体院のホームページに載せたい情報を10項目にまとめ、それぞれの載せ方の例を紹介します。
この記事で分かること
- 予約前の患者さんが不安に思っていること
- ホームページに載せるべき10項目と、その具体的な載せ方
- 載せないほうがよい表現と、スマホで見たときの確認ポイント
予約前の患者さんが不安に思っていること
ホームページに何を載せるかは、「初めての方が何に不安を感じているか」から考えるのが近道です。
たとえば、次のような声が考えられます。
- 「痛くないのかな?」
- 「1回いくらかかるんだろう?」
- 「どんな先生がやっているの?」
- 「どこにあるの?駐車場はある?」
- 「どんな服装で行けばいい?」
- 「予約は電話しかできないの?」
こうした疑問に、ホームページの中で答えておくことが大切です。
ただし注意点があります。「痛くない?」という不安に対して、「痛くない鍼です」と約束する書き方は避けましょう。厚生労働省のガイドラインでは、「痛くない鍼」は広告できない例として、「痛みのない」はホームページに載せるべきでない例として挙げられています
(出典:厚生労働省「あはき・柔整広告ガイドライン」 Ⅳ章1、Ⅵ章4)。
使う鍼の種類や施術の流れなど、事実を伝える形で不安に応えるのがおすすめです。
くわしくは「鍼灸院のホームページで使えない表現とは?」をご覧ください。
載せるべき10項目
ここからは、ホームページに載せたい10項目を順番に紹介します。
最初から全部そろっていなくても大丈夫です。
「「まずは1〜3と9から始め、公開後に少しずつ増やしていく進め方もできます。
1. 院の名前・場所・電話番号(トップの最初の画面に)
ホームページを開いて最初に見える画面に、院名・場所・電話番号を置きましょう。
スマホで見る方が多いので、電話番号はタップするとそのまま電話がかけられる「電話ボタン」にしておくと親切です。
「○○駅から徒歩5分」のように、場所がひと目で分かる一文があると、近くの方が「通えそう」と判断しやすくなります。
2. 施術日・施術時間・休みの日
受付時間、施術する曜日、休みの日を、表で分かりやすく載せます。
昼休みの時間や、土日の扱いも書いておきましょう。
ここで大切なのは、Googleビジネスプロフィール(Googleマップの店舗情報)と完全に一致させることです。ホームページとGoogleマップで時間が違うと、患者さんが迷ってしまいます。
なお、ガイドラインでは「診療時間」「休診日」のように「診」の字を使う書き方は、広告では不可の例とされています。「施術時間」「休療日」などの言葉を使うと安心です。
3. 料金(自費・保険)
料金は、初めての方がいちばん気にする情報のひとつです。自費の施術は、金額をはっきり書きましょう。
金額が決まっていない場合は、「○円〜○円」のように幅で示します。
回数券がある場合は、その内容や有効期限も書いておきます。
ガイドラインでも、自費施術を行う院には、ホームページで費用の情報を提供することが求められています
(出典:同ガイドライン Ⅵ章3)。
保険を使った施術について書く場合は、「医師の同意が必要」であることを必ず明記しましょう。
4. 施術者の紹介(資格・顔写真・ひとこと)
どんな人が施術するのかが分かると、安心感がぐっと増します。
顔写真と、ひとことメッセージを添えるのがおすすめです。
資格は、「はり師(国家資格保有)」「きゅう師(国家資格保有)」のような書き方が、ガイドラインで広告できる例として示されています。
一方で、経歴(出身校、師事した先生、所属学会など)は、広告では書けない項目とされています。
ホームページが広告にあたる場合(ネット広告の飛び先になっている場合など)は特に注意が必要です。
5. 初めての方へ(来院〜施術〜会計の流れ)
「初めての方へ」というページを作り、来院してから帰るまでの流れをステップで見せましょう。
- 受付・問診票の記入
- お話を伺う(カウンセリング)
- 着替え
- 施術
- お会計・次回の予約
各ステップに写真が一枚ずつあると、流れがイメージしやすくなります。
所要時間の目安も書いておくと、予定を立てやすくなります。
6. 院内の写真(受付・待合・施術室・トイレなど)
院内の写真は、「どんな場所か分からない」という不安を減らすのに役立ちます。
受付、待合、施術室、着替えの場所、トイレなど、患者さんが実際に使う場所を中心に載せましょう。
清潔感や明るさが伝わるかどうかは、写真の撮り方で大きく変わります。
何をどう撮ればよいかは「治療院の院内写真は何を撮る?予約につながる撮影カット一覧」でくわしく紹介しています。
7. 施術のリスク・注意点
施術によって起こり得ること(内出血、だるさなど)や、施術を控えたほうがよい場合を説明します。
これも、自費施術を行う院では、ガイドラインで載せることが求められている情報です。
(出典:同ガイドライン Ⅵ章3)
良い点だけでなく注意点も書いてあると、誠実な院だという印象にもつながります。
小さな文字にしたり、分かりにくい場所に置いたりしないようにしましょう。
8. アクセス(地図・最寄り駅からの道順・駐車場)
地図を埋め込むだけでなく、最寄り駅やバス停からの道順を写真つきで説明すると、迷う方が減ります。
「コンビニの角を右へ」のように、目印になる建物を入れると分かりやすくなります。
車で来る方のために、駐車場の有無・場所・台数・料金も書いておきましょう。
駐車場の写真があるとさらに親切です。
9. 予約・問い合わせ方法(電話・LINE・Web予約)
予約方法は、どのページを見ていてもすぐに押せる位置に置きます。
スマホなら、画面の下にずっと表示される予約ボタンを付ける方法もあります。
施術中は電話に出られないことも多いため、LINEやWeb予約など、
時間を気にせず申し込める方法があると取りこぼしを減らせます。
どの方法を選ぶかは、運営に合わせて決めましょう。
10. よくある質問(服装・持ち物・支払い方法など)
「どんな服装で行けばいい?」
「キャッシュレス決済は使える?」
「子ども連れでも大丈夫?」など、手続きにかかわる質問をまとめておきます。
効果に関する質問(「何回で良くなりますか?」など)は、答え方によっては効果を約束する表現になりかねません。
よくある質問は、手続きや準備に関する内容を中心にするのが安心です。
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「載せない方がいいもの」も確認しよう
載せるべき情報と同じくらい大切なのが、「載せないほうがよいもの」を把握しておくことです。
ガイドラインでは、次のような内容がホームページに載せるべきでない例として挙がっています。
- 効果を断定する表現(「絶対に治る」「○○に効きます」など)
- 他の院と比べて優れていると思わせる表現(「No.1」「口コミサイトで1位」など)
- 加工・修正した施術前後の写真
- 都合のよい感想だけを選んだ体験談、謝礼つきで集めた感想
一覧と言い換えの方向性は「鍼灸院のホームページで使えない表現とは?」にまとめています。
整体院の場合も注意が必要
整体院のように国家資格を必要としない施術の場合も、ガイドラインのⅦ章「無資格者の行為に関する広告について」で、載せるべきでない事項が示されています。
虚偽や比較で優位を示す表現、早急な利用をあおる表現、費用の過度な強調などです。
さらにⅦ章では、国家資格が必要な施術と誤解させる表示は不適切とされています。
腰痛や肩こりなどの症状に対する施術をうたう表現も、表現すべきでないとされています。
整体院のホームページでは、症状名の扱いに特に注意しましょう。
スマホで見たときのチェックポイント
鍼灸院・整体院を探す方の多くは、スマホでホームページを見ます。
公開前や見直しのときは、必ず自分のスマホで確認しましょう。
- 文字が小さすぎず、拡大しなくても読める
- 電話・予約ボタンが、すぐに押せる位置にある
- 料金表や施術時間の表が、画面の横にはみ出していない
- 写真の読み込みが遅すぎない(写真が重すぎない)
- 指で押すボタン同士が近すぎない
ご家族や知人に「予約するまで操作してみて」とお願いしてみるのもおすすめです。
迷った場所が、改善のヒントになります。
ホームページだけでなくGoogleマップの情報もそろえる
「整体院 +地名」「鍼灸 +駅名」のように地域で探す方は、ホームページだけでなくGoogleマップもよく見ます。
そのため、Googleビジネスプロフィールの情報も、ホームページと同じ内容にそろえておくことが大切です。
そろえておきたいのは、次のような項目です。
- 院名・住所・電話番号
- 営業時間・休みの日
- 写真(外観・院内・院長など)
- 予約ページへのリンク
写真の追加方法や、写真が反映されないときの対処法は「Googleビジネスプロフィールの写真|追加・変更と反映されない時の対処法」で解説しています。
10項目のうち「6. 院内の写真」や「2・8. Googleマップとの一致」は、ホームページを作るだけでは完結しにくい部分です。
WiLBfvでは、ホームページ制作・写真撮影(九州エリア)・Googleマップ対策(MEO)を同じ窓口で担当しているため、写真や院の情報をそろえたまま進められます。
まとめ
最後に、載せるべき10項目をチェックリストで振り返ります。
- 1. 院の名前・場所・電話番号(トップの最初の画面に)
- 2. 施術日・施術時間・休みの日(Googleマップと一致)
- 3. 料金(自費は金額か幅、保険は「医師の同意が必要」を明記)
- 4. 施術者の紹介(資格・顔写真・ひとこと)
- 5. 初めての方へ(来院〜施術〜会計の流れ)
- 6. 院内の写真
- 7. 施術のリスク・注意点
- 8. アクセス(地図・道順・駐車場)
- 9. 予約・問い合わせ方法(どのページからも押せる)
- 10. よくある質問(手続き中心)
全部を一度にそろえる必要はありません。まずは1〜3と9を整え、公開後に写真やよくある質問を足していく形でも十分です。
WiLBfvでは、ホームページ・院内撮影・Googleマップをまとめて整えるお手伝いをしています。
鍼灸院向けの取り組みは「鍼灸院・整体院のホームページ制作」、
制作全般は「ホームページ制作サービス」でご紹介しています。
「今のホームページに何が足りないか見てほしい」というご相談だけでも大丈夫です。
相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q.料金はホームページに載せた方がいいですか?
初めての方が不安に思いやすい情報なので、載せることをおすすめします。自費施術については、厚生労働省のガイドラインでも費用の情報提供が求められています。
Q.ブログは書いた方がいいですか?
院の考え方やお知らせを伝える場として役立ちます。書く場合も、効果を断定する表現は避けてください。
Q.整体院でも同じ10項目でいいですか?
基本は同じです。ただし国家資格の施術ではない場合、資格の書き方や医療と紛らわしい表現に特に注意が必要です。